「腹腔鏡下手術で夫死亡」 妻ら遺族4600万円請求 旭中央病院を提訴

http://www.chibanippo.co.jp/news/national/228448

腹腔(ふくくう)鏡を使った胃の手術で、誤ってすい臓を傷つけられ夫が死亡したとして、
妻(75)=銚子市=ら遺族が手術した国保旭中央病院(旭市)を運営する旭市を相手取り、
慰謝料など約4600万円の損害賠償を求め千葉地裁に提訴していたことが4日までに分かった。

 訴状によると、男性=死亡時(71)=は早期胃がんと診断され、2010年1月下旬に同院で腹腔鏡下手術を受け胃を切除したが、
2日後にすい液漏れが発覚。その日のうちに開腹手術を受けたが、敗血症を発症し約1カ月後に死亡した。

 執刀した医師が術中に電気メスの操作を誤り、すい臓に3カ所の傷を付けたと主張。
すい液が漏れ、腹腔内の臓器や血管を溶かしたため敗血症が発症したという。
敗血症はすい液の除去や損傷部位の切除で予防できるが、同院がこれを怠り、術中と術後処理の2段階の過失があるとしている。

 同院総合患者相談室の担当者は、医療ミスを否定した上で「遺族に説明を繰り返したが理解されず残念。
誠意をもって訴訟に臨む」と話している。