大垣市民病院(同市南頬町)は22日、
昨年8月に膵臓(すいぞう)がんなどで死亡した大垣市の70代女性について、
2012年11月に検査で膵臓に腫瘍が見つかっていたにもかかわらず、
医師間の連携不足で放置する医療ミスがあったと発表した。
市は、女性の遺族に550万円の賠償金を支払うことで和解した。
6月1日開会の市議会定例会に関連議案を提出する。
病院によると、女性は12年11月4日、糖尿病・腎臓内科を受診。
5日に消化器内科を受診し、6日に腹部超音波検査を受けた。
検査の手続きをした糖尿病・腎臓内科の30代医師は結果を確認せず、
さらに消化器内科の50代医師への連絡も怠ったため、検査結果が確認されないまま、女性は退院した。
女性は昨年4月、腹部全体の痛みを訴え来院。別の医師が腹部超音波検査を実施したところ、
膵臓に腫瘍が見つかり、末期の膵臓がんと診断された。
2012年の検査記録を見直したところ、膵臓に腫瘍があったことが判明した。
藤本佳則副院長らは、再発防止策として検査結果の確認を徹底するとした。