>>405
ガンは、数ある病気の中でも、最も予後予測が正確につかみやすい部類ですね。
それに比べたら、精神障害なんてなんにもわかりませんよ。
これからどうなるか、治療しながら観察するしかない。
患者の理解力や協力性の幅がありすぎる上に、強制治療で対決的になる可能性まで考えると、僕には全てのリスクを事前に説明する必要性よりも、まず関係が良くなって、最良のシナリオの提示や、ある程度の楽観を共有することを優先するほかに考えつきませんな。
精神科の治療の成否は、患者さんが医者を信用するかどうかにかかっていて、リスクを説明しないことで患者の信用を失うリスクも自覚した上での決断を迫られることが多いと思いますよ。
もちろん、本当に信用を失うこともあると思いますが、それまできちんと真面目にやっていれば、その患者さんは、またどこかにもっと信用できる医者がいるかもしれないと期待して別の医者にかかることができるでしょう。
個人として信用してもらえなくても、どこかで治療を続けてもらえるならそれでいいじゃないかと思います。