逆に、若者の悪性疾患がよく制御されるようになって、機能低下を起こしても何十年も予後があるのが当たり前になったら、それこそ精神障害との共通性が大きくなるでしょうね。
それでも、差はあると思うのは、悪性疾患を制御する薬というのは、本人にとって命を繋ぐためそのものですよね。
でも、精神障害者にとっての薬は、そういうものではないんですよ。
むしろ本人を束縛する鎖だったり、対症療法に過ぎないものであって、誤解を恐れずに言えば、無ければ無いなりの人生が選べることが多い。
例えば、幻覚妄想があっても、迷惑もかけず無事に生きていける人なら、治療は行われないことがよくあるわけです。
悪性疾患は、そうじゃないですよねえ。悪性疾患だけど、軽いから治療しない、ということはほとんどないでしょう。