その日も待合室はガラガラで憂鬱な時間を過ごしていた。もういっそ診療所をたたんで勤務医に戻ろうか。結局数人の患者を診ただけで午前の診療を終えた。

食パンをかじり診療中とたいして変わりのない昼休みを過ごし、憂鬱な気分で午後の診療を開始した。どうせ午後診も昼休みと同じだよ。

ところがその日の午後は何かが違った、新患が何人も来るのだ。こんなこと開業してから半年にはありえないことだった。どうせまぐれだろう。

ところが次の日から同じように新患がどんどん来るのだ。正直何が起きておるか分からなかった。

続く