>>44
ほとんどすべてのショッピングモールや駅前テナントは
3年程度の"定期"賃貸借契約になります。

これは貸主の権利が非常に強い契約で、3年ごとに有無を言わせず、
医院を追い出すことが可能なのです。

その際の退去費用はもちろん医院持ち。
退去時の工事は貸主側の指定業者を使うことになり、
広さにもよりますが、1000万円近くの退去費用がかかることもあります。

貸主側が医院に求めることは、家賃を払うのは当然として、
一般的におおきく2つあります。

その1つは、他の店舗が営業しているときは、医院を休診しないこと。
ゴールデンウィークなどの繁忙期に、一店舗だけ医院が閉まっていると、
みためがよくなく、購買意欲をそがれるというのが理由。

もう1つは、お客さんをあつめ、売上を上げることです。
売上は、貸主側が医院に貸与したレジシステムで一括管理されていることが多いです。
当然、コンタクト店側の売上も貸主は把握していて、
コンタクト店の売上が上がるように、医院にも休診しない圧力が当然かかってきます。

結果として、
貸主の意向を無視して、
日祝やゴールデンウィーク、盆正月を休診にすることは可能なのですが、
3年ごとの"定期"賃貸借契約の更新の際に、
眼科医院が追い出されるというスキームになります。

これはいたって合法であり、
どこの企業も"定期"賃貸借契約を結ぶにあたっては、
そのリスクを勘案したうえでの出店を検討しています。