エレベーター8割、誤作動防ぐ二重ブレーキなし

10/31(火) 9:02配信 読売新聞

エレベーターの誤作動を防ぐ二重ブレーキの装着率が約17%にとどまることが、国土交通省が先月初めて実施した全国調査でわかった。

シンドラー社製エレベーターの事故を受け、同省は2009年、
新設時の装着を義務化したが、既存分は改修が進まず、12年には再び同社製エレベーターの事故が金沢市で起き、女性が死亡した。
31日でこの事故から5年。対策を求めてきた遺族らは「あまりにも装着率が低い」とショックを受けている。

エレベーターのブレーキは、かごを動かすロープなどに装着してあるが、
別系統で作動するブレーキを追加することで、片方に異常が起きても運転を制御できる。
同省は06年の死亡事故の原因をブレーキの部品の摩耗と断定。09年9月からは、新規設置者に二重ブレーキの装着を義務付けた。