昔はマスゴミがまともで報道機関としての役割を果たしていた。

■日米戦争を策謀したのは誰だ! (著者)林千勝 2019年出版■

第一章 ロックフェラーの世紀

★ロックフェラーの世紀

ロックフェラー陣営が総指揮をして当選させたオハイオ州 出身で共和党の第25代大統領マッキンリーが1901年に暗殺されます。
副大統領から昇格した第26代大統領セオドア・ルーズベルトは地盤が弱く支持率も低迷し悩んでいました。  

彼は打開策として、人気とりのためにマスコミと連携して世間からの批判の的にされていたロックフェラーを攻撃する挙に出たのです。
彼は演説の中で「かかる富をもって、いかにたくさんの慈善を行おうとも、その富を獲得するための不正な行為を償うことはできない」
とロックフェラーを非難します。  

1907年、スタンダード石油会社はアメリカ連邦政府から反トラスト法違反で提訴され、
ロックフェラー家は世間やマスコミから一層激しく非難されました。
並はずれて大規模な裁判の末、1911年についに最高裁判所が持株会社の解体を命じます。


★巨大財団光と影

この年には更に重大な出来事がありました。ロックフェラー家が所有する鉱山で激しい大労働争議が発生して
軍隊まで出動、爆弾事件などジョン・D・ロックフェラー二世自身も身に危険が迫る思いをしました。  

結局、彼はこれを上手く和解に持ち込みましたが、民衆から敵視されることは自身や一族の存在を脅かしかねないと悟るのです。
社会から敵視された父親の体験とも重なります。ビジネス上の敵対者は想定内としても、
トラスト解体などでは政府やマスコミによる反ロックフェラー家の大合唱が巻き起こりました。