仕業人の3話。八月の濡れた砂のテレサ野田の不良少女のイメージと、万引きの手慣れた手つきから、主水の思う純朴な少女ではなかったのではないか。剣之介の語るお市像も、剣之介の勝手な想像であり、本人はシラケた季節の匂いのなかで、なぜだか馬鹿に騒いでる大人たちを冷めた目で見つめていたのではないか。お市が犬のために身体を売らなければ、立派とは言えないまでも、極悪人とも言えない柔術の先生と妾も死なずに済んだ。シラケ世代に対する恐怖。ワンちゃんとテレサ野田が可愛いから、違和感を感じないけど。と、トンデモ理論を書いてみる。