○かくて結局のところ、男系は「男尊女卑の国民感情」のせいとする。(59頁) 
 これでは男系を継続してきた我が国史全体への冒涜ではないか。日本の神話は男女平等性が高い。
 ユダヤ・基督教など男の骨を抜き取ってつくったのが女だとする。さらに日本では神と人との懸隔も低い。
 古代人は、男尊女卑とは無関係に男系でなければ伝えられない何かがあると直感したのではないだろうか。
○女系論の最大の弱みは、女系継承の例がないことだ。ところが何と女系継承の前例をつくってしまった。
 何をか況やだ。第38代・天智天皇と第44代・元正天皇の例だ。しかし小林氏は、御二方とも父君が、
 天皇陛下であったことは認めている。(65頁) ところで小林氏が今日唱えているのは、このような女系継承
 ではあるまい。父親の出自を問わない女系継承ではないか。話をすり替えてはいけない。
○櫻井氏の、天照大神様と女性天皇は別次元 (68頁)という話の言葉尻を掴まえて、櫻井氏は、天照大神が皇祖神
 との認識がない、神話と歴史の分断工作だと食ってかかる。(69頁) 
 これは典型的ないいがかりで、扇動家のやり口ではないか。
○今回は、ついに旧皇族の関係者を、矢追純一の番組に出てくる怪奇な宇宙人のように描いてしまった。(68頁) 
 自称保守派の手によるもので、これだけ皇族関係者を酷く扱ったものは珍しいのではないか。正気なのか。
○前号で小林氏が褒め称えた道場配下の2ちゃん工作員が、師匠にならって恥じることなく不敬言論を吐きまくるわけだ。