ばく @kapibaku
西部邁「私は最初からハイエクに対する見解は両義的なんです。
彼の最大の貢献は、社会秩序は自生的秩序でなければならず、
それを知識人なり技術人なりが上からデザインし得るという設計主義は理性の傲慢である、という考え方だと思う。
私はその考え方には大いに賛同する」(『批評空間』共同討議より)

ばく   @kapibaku
「問題は、ハイエクがその考え方を延長として、全体主義的計画に反対するあまり、
その反対物たる自由主義的市場を全面的に礼賛するということなんですね。
私はそこで一つの重要な条件が落ちていると思う。
漸進的にしか変化しないような安定した社会であったら、慣習なりなんなりも、変化するにしても

ばく   @kapibaku
徐々にしか変化しないから、自生的秩序の感覚を、国民なり人類なりが、意識的に共有できるかもしれない。
ところが市場というのは漸進的にどころか、時としてほとんど革命主義と言ってよいような急激な変化をもたらすわけで、
そこで慣習をはじめとする自生的秩序の実体はどんどん崩れていくわけです」