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出版ジャーナリストが解説する。
「逓減表とは第一巻以降の売れ行きの推移を集計したもの。売上表とはタイトルごとに
どれだけの売り上げがあり、利益がいくら上がったかを示すものです。この二つは、
パートワークビジネスで利益を確保するための根幹となるもので、その価値は計り知れません」
法律的な問題点について、たつき総合法律事務所の秋山直人弁護士が解説する。
「このケースは不正競争防止法の中でも、二条六項にいう『営業秘密』の不正取得に当たる
可能性があります。不正競争防止法違反は民事訴訟の可能性があるだけでなく、被害企業が
刑事告訴をすれば刑事罰の対象にもなりうる」
デアゴ社の大谷秀之社長はこの「不正競争防止法違反」疑惑について、週刊文春の取材に
「これはコンプラインアス違反だし、ビジネス倫理の問題もある。朝日に対してどう対応すべきか、
これから顧問弁護士と相談して考えなければいけない。
まずは抗議をし、(刑事告訴も含めた)あらゆるオプションを検討します」。
この件は昨年、朝日新聞本社のコンプライアンス委員会にも通報されたが、黙殺された。
同委員会の委員長は、木村伊量・朝日新聞社長が務めている。
デアゴ社、および木村社長の今後の対応が注目される。
<週刊文春2014年9月25日号『スクープ速報』より>