(>>521の続き)

商品化に感覚まひ

先日、女子中学生のアンケートに関する新聞記事を読みました。
「雑誌や広告に女性のヌードや水着姿が載っているのを見たら嫌な気持ちになる」
という回答が激減したそうです。性の商品化が当たり前になりすぎて、違和感を
持てなくなっているのです。

女子高生どころか、中学生や幼女までをも性的対象とすることが「萌え文化」
として容認され、暴力的なAVがスマホで簡単に見られる。

性は自分のためのものではなくて男の人のためのものだと、女の子は小さい
ときから理解させられています。そうした現状に抵抗感や嫌悪感を示せば、
めんどくさい、つまらない女だと思われる。そんな環境でどうやって女性が
主体的に性を楽しめるのでしょう。

性教育の専門家の村瀬幸浩さんからは、もっと女の子が性を前向きに
とらえられるような発信をしては、と提案されました。
気持ちはわかります。でも、無理。女の子がこれだけ性で傷ついているのに、
「前向きに、主体的に楽しもう」なんて、私は言えない。

  (続く)