6月11日(日)朝日新聞東京版朝刊「朝日歌壇」より(※は選者)

今週の基地外短歌

  上空を飛行機雲が交叉して共謀罪強行採決の朝             (北広島市)岩瀬義丸  ※高野公彦

  まっ先に狙われるのはほんとうのことを言う人、NOと言う人      (佐渡市)藍原秋子   ※高野公彦

  もの言わぬ国民なれどもの言えぬ国となりてしまわぬように       (埼玉県)島村久夫   ※永田和宏

  「ちょっと来い」呼ばれて初めて分かるだろう「共謀罪」の空恐ろしさ  (鎌倉市)佐々木眞   ※永田和宏

  歌壇欄も目を付けられておらぬかと恐るる時の来るを恐るる       (熊本市)垣野俊一郎  ※永田和宏

  あぐらかき自浄能力なくせしか森友出ても加計が出ても         (千葉市)鈴木一成   ※永田和宏

  過ちは繰り返します反省も平気でします日本人です           (いわき市)馬目弘平  ※馬場あき子

  九条は死文となりてこの国は核に呪はれ核に死すかも          (銚子市)網中章夫   ※馬場あき子

  国民は共謀罪で監視されマイナンバーで括られている          (三郷市)木村義煕   ※馬場あき子

今週の松田姉妹

  家族さえ私を泣かないタイプだと思ってるみたいもう長いこと      (富山市)松田梨子   ※永田和宏