12月4日(月)朝日新聞東京版朝刊「声」欄

沖縄の民意無視は他人事でない   無職 佐々木繁男(新潟県 66)

沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対で、座り込みの抗議が続いている。
政府は「負担軽減」「沖縄のため」というが、なぜこれほど長く反対運動が続いているのか。

実際は「基地機能の強化」であり「米国のため」である。
選挙で反対派が勝っても、県民の意思は届かない。
工事現場で止めるしかないと思うのは当然だ。

座り込みをする人の中には、沖縄戦を生き延びた人もいる。
もし戦争が始まったら、亡くなった人たちに申し訳ないという強い思いで頑張っている人もいる。

一方、本土の私たちはどこまで考えているだろうか。
安全保障は必要だが、自分たちは安全な場所にいて、
かかわりたくないというのが圧倒的多数だ。
政府はこの本土の支持があれば、少数の沖縄を犠牲にし続けることができると考えている。

しかし、沖縄の民意を無視する政府の強引なやり方は、本土の私たちに関係ないものだろうか。
オスプレイの配備や、核のごみの最終処分場など、各地で強引に押しつけられる可能性がある。
沖縄の今の姿が、明日の本土の姿となるのではと危惧している。
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基地建設反対が本当に沖縄の民意なのか?