2017年12月25日(月) 朝日新聞名古屋本社 声 
朝鮮半島 統一の悲願応援して 飲食業 裴仁淑 (東京都 79)

 私が2歳の時、兄姉の3人を連れて母が横須賀にいる父のもとに来日した。韓国の大邱(テグ)
には祖父母までの墓があり、いとこ5人も健在だ。北朝鮮には、帰国船に乗った父母の墓があり、
5人の弟妹もいる。新聞やテレビで北朝鮮のことが報道されない日はないが、私にとって、北朝鮮も
韓国も祖国なので、良いことがあればうれしく、良くないことがあれば悲しく、気にもなる。

 日本の植民地支配からの解放、その後の南北の分断。民族が分断されていたベトナムやドイツは
統一した。なぜ、朝鮮半島はいまだに分断されたままなのか。同じ民族なのだから敵視することを
やめ、団結し、南北の指導者もお互いに条件を出すことなく、民族の悲願である統一に向かって
欲しい。世界平和のためにも、世界の国々、人々が統一のために応援してくれれば、問題の多くは
解決するはず、と思うのです。統一後に起こる問題の解決は、朝鮮民族に任せてもらうことにして。

 そうなることが、私の生きているうちに実現出来れば、思い残すことはない。これが今の私の
願いであり、多くの私たち民族の願いです。

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 ベトナムもドイツも、ほとんど自力で統一しました。「世界の国々、人々が統一のために応援して
くれれば」などと他力本願でいるうちは、望みはありませんね。