>66歳 ポスト団塊世代 団体委員 千葉邦彦< 朝日新聞 声 2017年11月8日 >

●人身事故で亡くなった人に思い致すことないのか(←一部地区版 東京本社版→)「人身事故」で少女の発言に凍る

 先月末の月曜日の夕方、電車に乗った。途中、「人身事故が発生したので停止します」というアナウンスがあり、
混み合う車内で缶詰め状態となった。突然、私の近くに立ってスマホを使っていた2人組の少女の1人が言った。

「死ぬ時間考えてほしいよ。この時間は死ぬ時間じゃねえだろ。2時ぐらいに死ねよ」。もう1人も「そうだよね〜」と
画面から目を離さずに答えた。ハロウィーンの仮装用と思われる衣類を入れた大きな透明の手提げを持つ普通の女の子たちだった。

 確かに、疲れて家路を急ぐ、あるいは大事な用事へと向かう人たちで満員の電車が、見知らぬ誰かのために長く止まることになれば、
身体にも気持ちにも負担がかかり、迷惑だと感じるのは分かる。それでも、人の生き死にに関わることだから、それを口にはしないものだ。

 この少女たちはなぜあえて「2時に死ねよ」と言ったのか。少なくとも、亡くなった人の人生に思いを致すことはないのだろう。
珍しくなくなった「人身事故による停車」をどうとらえるのか、考えさせられた。(東京都在住)

===== 酔っ払いや、見るからに柄が悪いとか、低学歴とかが言うのなら「凍らない」のだろうね。
「少女」だから「凍る」