毎日新聞 みんなの広場 2018年9月11日(火)

「沖縄から平和な社会望む
アルバイト 呉我 あい子61(那覇市)

 私は那覇市の郊外に居住している。
早朝午前5時ごろ、米軍のヘリコプターの騒音で目覚める。
アパートは築30年あまりである。
低空を飛ぶヘリコプターが建物を揺らす。
ほぼ毎月不発弾処理があり、私たち沖縄県民は危険な土地で生活していることになる。

 中学3年生の時に祖国復帰が実現し、基地のない平和な社会になることを期待した。
しかし、自衛隊基地が配置された。
名護市辺野古には米軍基地の建設が進んでいる。
小中学生時代に教わった先生方は「本土復帰が実現したら『日本人』 になる。日本の人々と平和な社会を築くためにも一生懸命勉強するように」と指導してくれた。

 60代になった今も「平和な社会」を望む毎日だ。
現実のハードルは高いが、平和を願う人々がスクラムを組み、世界中の人々に「愛と平和のメッセージ」を届けようではないか。
人間は話し合いをする能力を持つ。
沖縄の現状を常々発信し、毎日が危険な沖縄の実情を知ってほしい。