毎日新聞 12版 みんなの広場 2018年8月17日(金)

安倍首相は国民の声を聴け
行政書士 小倉 ひろみ59(大阪府松原市)

 居心地の悪そうな表情がうかがえました。9日に長崎で行われた平和祈念式典での安倍晋三首相です。
6日の広島での式典と同様、核兵器禁止条約についてあいさつで触れませんでし た。
被爆者や市長らが条約の署名・批准を強く求めているにもかかわらず、です。

 安倍首相はあいさつでも、被爆者代表との会合でも、「核兵器国と非核兵器国との橋渡しに努める」
と繰り返しました。壊れたラジオのようです。
一方、国連トップとして初めて参列したグテレス事務総長は被爆者の訴えに真剣に耳を傾け、
被爆者に心を寄せる発言をしたと伝えられています。

 安倍首相は民主国家の我が国の代表でありながら、なぜ国民の声に真摯に耳を傾けないのでしょう。
「森友・加計」学園問題は解決されず、カジノ開設や参議院定数増に向けた法律を強引に成立させました。
これには多くの国民が納得して いません。
それでも自民党総裁選で3選されるというなら、民主国家の看板は下ろした方がいいでしょう。