毎日新聞 みんなの広場 2018年8月12日(日)

憲法と民主主義考えたい
無職 山口 敬司66(北九州市小倉南区)

 平成最後の夏、酷暑が続き間もなく73回目の終戦記念日を迎える。今私たち国民が
緊急に、時間を置くことなく考えなければならないのは「日本国憲法と民主主義」では
ないだろうか。それも歴史に根差した面での思考が大切になっていると思う。

 安倍晋三氏の自民党総裁3選が叫ばれるが、私にとって「戦後民主主義」というのは
弱者の意見を最も大切にするということだ。議論を、さらに議論を、と何度も尽くして
その結果、法律が弱者と言われる無名の庶民に、いかに有 効に働くかを考えなければ
ならない。

 民主主義は最終的には結論に従うものではあるが、その議論のプロセスを何度も
繰り返すことで法律の内容や実態面での運用をより理解することが可能だ。そこに
弱者の理解も得ることが可能だ。

 ところが現政権は全く逆方向に向かっているようだ。終戦の日を前に、憲法と民主主義
についてじっくり考えたい。