>実は「戦争」言葉が好きな私たち (朝日新聞 声 2018年10月10日 東京本社版)

【無職 堀江和臣(岐阜県 61才)】…多くの自治体が「まちづくり戦略」という言葉を使っています。
まちづくりのために、誰と誰が戦うというのでしょうか。

 気をつけて見ると、新聞には「○○議員が爆弾発言」とか「取材で各地を転戦」などの表現が。
スポーツ欄やスポーツ新聞は、「大砲を獲得」「逆転弾」「死闘を制する」「凱旋帰国」など激しい言葉の
オンパレードです。テレビでは「IT業界の最前線」「マシンガントーク」などが使われます。

 一方、ビジネスにおいても「会議で援護射撃を願う」「一兵卒としてやったまで」「地雷を踏む」
「営業に実弾を持たせる」「○○が引き金になる」といった言葉が使われることもあります。

 私たちは、勇ましい言葉が好きなようです。戦争は大嫌いですが、戦争に関連した言葉を使うのは気にならない。
使用禁止にせよ、というつもりはありません。でも、平凡な言い回しでもよいのではないでしょうか。

 「まちづくり計画」「強打者を獲得」「止めどないしゃべり」「会議で賛成意見を願う」「○○が原因になる」
ではいけませんか。インパクトには欠けますが。

=====書く方も載せる方もバカである。