産経抄 12月21日
男女問わず格闘技ファンは意外に多い。勝つか負けるか、自分の日常と違う一瞬に畏敬を抱き歓声を送る。そうした苛酷(かこく)な世界の舞台裏を取材してきた先輩、同僚の本が相次いで刊行されたので一気に読んだ。
▼一冊はボクシング界を舞台にした『熾火(おきび)』(別府育郎著、ベースボール・マガジン社)だ。1960(昭和35)年のローマ五輪でフライ級の銅メダルを獲得した田辺清さんと、名トレーナーのエディ・タウンゼントさんの絆など、ボクシングの素人も引き込まれる。
▼青森出身の田辺さんは大学2年のときローマ五輪に出場。プロに転向し、ノンタイトル戦で当時の世界王者を破った。しかし、同王者とのタイトル戦を前に網膜剥離(はくり)を発症し、引退を余儀なくされた。
▼田辺さんの「自叙伝」をもとにし、「熾火」は赤く熱した炭火のことで、灰で覆われた隙間から顔を覗(のぞ)かせる。そうした心の底の思いを感じる書名にも魅(ひ)かれる。著者が度々、杯を重ねたエディさんのエピソードも豊富だ。「ハートのラブで教える」など名伯楽の言葉は胸にしみる。
▼もう一冊は『日本柔道最重量級の復活する日』(森田景史・田中充著、育鵬社)。格闘技というより日本のお家芸は、なかでも最重量級王者が「最強の選手」として勝利が「宿命」づけられてきた。それを担う選手、コーチらの苦悩や人間模様も丁寧に描かれ興味が尽きない。
▼同書では指導者から「正しい組み手や投げの技術を身に着けないまま、体任せ、力任せの柔道を覚えて大人になるケースが増えた」と、少年選手育成の課題を踏まえた懸念も紹介され示唆に富む。コロナ禍の厳しい環境で選手たちは勝負の一瞬に備えている。試合場外の努力に思いを馳(は)せ、声援を新たにしたい。
産経抄ファンクラブ第275集
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
11文責・名無しさん
2020/12/21(月) 06:27:22.38ID:LCEDRTNk0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ニュース
- 高市首相はもう詰んでいる…"国会答弁でのウソ"で露呈した「中傷動画疑惑」よりも深刻な問題 [ぐれ★]
- 【チャッピー】チャットGPTに相談し恐喝額「15万円」決める 元交際相手の男子高校生に暴行・恐喝未遂疑いで少女ら5人逮捕 東京・八王子 [ぐれ★]
- 「ブスなのになんでお姫様みたいな名前なの?」キラキラネームに苦しめられた39歳の独白。名前がもたらしたリアルな代償 ★2 [ぐれ★]
- 高市内閣支持率60% 不支持26% NHK世論調査 ★2 [蚤の市★]
- 【JR東日本】磁気切符廃止 来春QRコードに変更 ★2 [蚤の市★]
- 【サッカー】全104試合の権利を持つDAZNがW杯を“独占”しなかったワケ。WBCの「Netflix独占」で起きた不満の教訓 [阿弥陀ヶ峰★]
- 米軍の攻撃ヘリ「アパッチ」、ホルムズ海峡でウロウロしてたらイランに撃墜される。米軍報復宣言 [624898991]
- えいえいおー!✊🥺
- 埼玉県って東京の上にいるからって調子乗ってるよな
- リメイク地獄、リマスター地獄。これがお前らの望んだゲームの未来なのか? [167472944]
- でっけえ乳にでっけえ乳輪じゃないと抜けない
- 生活保護受給者ワイ、社畜の行軍を観察