花田紀凱の週刊誌ウォッチング (878)許し難い皇宮警察幹部の暴言報道
月刊『Hanada』7月号は完売、増刷。橋下徹元大阪市長と上海電力問題が話題を呼んだからだろう。
出版不況の中で、喜ばしいことには違いない。
そう思っていたら、今週は『an・an』(6・22)が完売。表紙・特集が「BTS」で、活動休止が噂されて大きなニュースになっているから、絶妙のタイミングだ。
で、週刊誌だが、毎週毎週、やれ75歳がどうしたとか、80歳の壁だとか、正直うんざり。
今週も『週刊文春』(6月23日号)が左柱で「『75歳の壁』を超える」。そんなこと余計なお世話だ!
今、読むべき週刊誌は『ニューズウィーク日本版』しかない。
今週(6・21)は表紙に「CIA流分析 ウクライナ戦争の出口」。
ウクライナ侵攻は〈ロシアにとって壊滅的なミス〉というおなじみのグレン・カール氏(同誌コラムニスト・元CIA工作員)が「泥沼ウクライナ 『停戦』への妥協点を読む」。
〈皮肉なことに戦争ではどちらか一方が優勢になるほど、戦闘をやめようとは思わなくなるものだ〉〈ゼレンスキーは全ての領土を取り戻すまで戦いをやめないと繰り返している〉
それが、クリミア奪還まで含むのか。西側諸国がそれを支持するのか。
〈これらの疑問に対する答えは、ウクライナ東部の命運を懸けた今後数週間の戦いの中で絞り込まれていくだろう〉
『週刊新潮』(6月23日早苗月増大号)のトップは「『天皇・皇后』警護の要が内部崩壊 皇族への『悪口』はびこる『皇宮警察』」。
護衛部長とその部下が、任務中日常的に愛子内親王のことを〈「〝クソガキ〟と呼んでいることは、皇宮警察の内部では有名な話です」(皇宮警察関係者)〉。
それ以外でも幹部たちは日常的に皇族の悪口を言っていたという。
信じ難い、そして許し難い話だ。
『文春』のトップ、「岸田ハレンチ政権『裏の顔』を撃つ」は、むしろ、自らの性交動画をツイッターで公開した、衆院選公明党候補に絞った方がインパクトがあったのでは。