>>967
▼ただ残念ながら、相変わらず国葬反対を主張する集会が各地で開かれていた。国会正門前のデモには、志位和夫共産党委員長まで駆けつけていた。憲法違反で説明不足だという。安倍元首相の業績についても、いろいろな意見があるだろう。ただせめて葬儀の当日は、静かに故人を見送るのが、最低限の礼節ではないだろうか。

▼各月刊誌の11月号が安倍元首相追悼の大特集を組んでいる。とりわけ小紙のパリ特派員を長く務めた山口昌子さんが、「Hanada」に寄稿したリポートは興味深かった。フランスの歴代大統領は当然、国葬の対象となる。国民の民意で直接選出された人なのだから、誰も文句を言わない。

▼最近ではテロの犠牲者の葬儀も国葬となり、マクロン大統領の格調高い弔辞が評判になったそうだ。そんな国から見た日本の「国葬」問題に、あきれかえっていた。ほかに議論すべき重要問題が山積みなのに、「なにやってんだか」。まさにおっしゃる通りである。