「Yでなきゃダメですか? Sじゃダメなんでしょうか?」
「ダメに決まっています」
「どうしてですか? 教えて下さい」
「Yは信頼性を第一に考え、誤報がないように努めています。優秀な記者が多く取材網も充実していますから、スクープも珍しくありません。ゆえに新聞離れとはいえ、今でも大手広告主で広告紙面が埋められています。
対してSは沖○米○、京○入○、江○民など、無から有を生じるというか、誰も理解できないことをデカデカと報じるのですが、カルト臭さがあって信用する人は少ないです。そして広告も…」
「十分わかりました、もう結構です」。