先月末から住宅地でクマが人を襲う悲惨な出来事が全国で相次いでいる。ついには北海道が初めてとなる「ヒグマ警報」を発出。ことの発端は、ヒグマが深夜に新聞配達員を襲った死亡事故だった。第一通報者が見た地獄絵図とは……。
「よく見れば、クマの体の下に人間の腕らしきものが……」
 北海道福島町内の三岳(みたけ)地区で今月12日、ヒグマに襲われた新聞配達員の佐藤研樹(けんじゅ)さん(52)が、変わり果てた姿で発見された。草むらに隠されるように倒れていた被害者の体には、腹部を中心にかまれた痕跡があった。
「人間の呻き声、“うわぁ〜”というような悲鳴が聞こえて、なんだべと思って玄関の扉を開けたら目の前にヒグマがいた。距離は2〜3メートル。怖かったよ」