>>137 (続き)

差別的言辞が選挙運動の中で公然と吐かれ、聴衆の喝采を浴びる。政治への不満、将来への不安が、排外主義を
引き寄せているのだと言われる。いやしかし、喝采を送っている当人は、事ここに至るまでいったい何をしていたのか。

現下の政治や社会のありようは自然現象ではない。私たちが選び取ってきた結果である。「この道しかない」と叫ぶ
為政者を好感し、「白紙委任」をしてこなかったか? この惨状に続く道の舗装に、大なり小なり加担してきたのでは
ないか?――自らを省みることなく、次々と「敵」を見つけ出し、「お前らのせいだ」と言葉の爆弾を放って刹那の
安息を得る。「敵」の範囲は次第に、気に食わない、役に立たない自国の民へ拡大するだろう。
♪ハイジョハイセキヨイヤサノサッサ〜無責任な輩(ポピュリスト)とやにわに地獄の釜ダンス。
勘弁してくれよ。マジで。

(続く)