>>552 (続き)

 ――「反日」批判やスパイ防止法制定への機運が高まっています。日本社会の中で
 「内なる敵」をあぶり出そうという気分が高まっていないでしょうか。

「今年7月の参院選での神谷宗幣・参政党代表の発言が思い出されます。神谷氏は鹿児島市で
行った演説のなかで治安維持法に触れ、『悪法だ悪法だと言うけど、それは共産主義者にとっては
悪法でしょうね。共産主義を取り締まるためのものですから』と述べました」

 ――治安維持法を正当化する発言だという批判が寄せられ、神谷代表が否定のコメントを
 SNSで発表した件ですね。演説での発言をどう見ていますか。

「演説は、共産主義者は天皇制を打倒して『国体』を変革しようとする者だったのだから
取り締まられてしかるべき対象だった、とする内容でした。治安維持法の制定は必要だった
という主張であり、治安維持法を肯定した発言だと思います」

(続く)