>>564 (続き) (日本近代史研究者 荻野富士夫さん   スパイ防止法と「内なる敵」)

 ――日本の政界では今、参政党だけでなく、国民民主党や日本維新の会もスパイ防止法の制定に
 前向きな姿勢を示しています。自民党総裁に先日なった高市早苗氏も、総裁選で同法制定の
 必要性を訴えました。

「今は『新しい戦前』の前夜なのだと思います。軍機保護法が息を吹き返し始めた日中戦争の
前夜に似ているからです」

「スパイ活動防止を目的の一つにした特定秘密保護法が2014年に施行され、経済分野での
機密保全も確保するための関連法も昨年すでに成立しています。高市氏を中心にした
自民党メンバーが今年5月に提言した、『諸外国と同水準のスパイ防止法』の導入検討を求める
提言書も読んでみましたが、このうえなぜスパイ防止法が必要なのかは理解できませんでした」

(続く)