>>767 (続き)

政治学者の砂原庸介さんはこう分析していた。研究者やメディアにとって、立憲民主党と
公明党が「中道」で合流するのはそう驚くことではないが、一般の有権者にとっては唐突な
動きにしかみえない。多くの人たちの感覚を読み間違えていたのではないか、と。

社会学者の佐藤俊樹さんは「結局、高市早苗さんが、普通の有権者の感覚を一番わかっていた
ということ」と結論づけていた。

メディアの側は、立憲の既存票に公明の組織票が加わればこれぐらいは勝てるはず、といった
予測をしがちだが、そんな足し算で決まるほど、世の中は単純ではない。自分の「常識」が
普通の感覚からいかにずれていたかを、思い知らされた選挙だった。

(続く)