4月8日(水)朝日新聞東京版朝刊3面・ひと

立川反戦ビラ事件を著書にまとめた  ローレンス・レペタさん(75)

初来日は21歳だった1972年。ベトナム戦争のさなか、米海兵隊員として山口県の
岩国基地で勤務した。休日に錦帯橋や瀬戸内海の美しさに触れ、広島の原爆ドームを見て、
日本に関心を持った。

米シアトルの大学で日本語と日本法を学び、弁護士に。再び来日して経済事件の裁判を
傍聴した際、「メモ禁止」のルールに驚いた。憲法上の知る権利や裁判公開原則が
侵害されたとして、国を相手取り提訴。89年に最高裁で法廷内メモを原則自由とする
判決を得て、傍聴席でだれでもメモが取れるようになった。

(続く)