>>816 (続き)

”日本全体としての必要な量”をカギカッコでくくる「大本営発表」ぶりも鼻につくが、
それよりなにより、供給不足や値上げに頭を抱えている業者、人工透析が続けられるのかと
不安におびえている患者らに向けた、いたわりやねぎらいがひとことも、ただのひとことも
ないことには驚きを禁じ得ない。そして最後、突如として繰り出される「!」。私はやってる!
私は間違ってない!――どんな局面でも「私」が前面に出てくる、この感じ。私はシンプルに、
こわいと思う。

智恵子は「東京には空がない」と言ったが、私は「高市首相には『畏れ』がない」と言いたい。
多寡はともかく安倍―菅―岸田―石破首相には確かにあった、国民の命を預かっているという、
畏れ。

想像してみる。権力者が極限状態に置かれ、「玉砕せよ!」と命を下さねばならぬ局面を。
高市首相はとても滑らかに命じてみせるのではないかと、危惧する。

(続く)