「財政なんか知らねーよ」消費減税求めたSNSの声 財務官僚は後悔
2026年8月5日 11時39分
https://www.asahi.com/articles/ASV850FJHV85ULFA025M.html

 税と社会保険料の負担に物価高が重なり、社会の不満は「減税」に向かう。
それでも、結果的に富裕層も支援することになり、
額面通りに価格が下がるのかも未知数で、具体的な財源も示せていない――。
こういった多くの課題が指摘される消費減税は「最適解」なのか。「減税時代」を問う。

 東京都八王子市に住む男性(40)は市内の自動車関連の会社で働く。
青森県出身で、高校卒業後に上京した。年収は400万円台で独身。
スーパーで買い物するたびに値上がりや、容量が減った「ステルス値上げ」に気がめいる。
「低所得」ではないが、働いているのに生活に余裕がないのは「おかしい」と感じていた。

 自宅で寝そべりながらスマホを見ていると、1本のSNSの動画に目がとまった。
国民民主党の玉木雄一郎代表が「現役世代の手取り増」を訴えていた。

 「そういうことだったのか」。手取りを増やすための「減税」に心が揺さぶられた。
2024年秋の衆院選で人生で初めて投票に行った。

インタビューに答える国民民主党の玉木雄一郎代表=2024年10月27日午後11時38分、
東京都新宿区、長島一浩撮影
https://i.imgur.com/VGvAada.png

 今年6月18日夕。男性は会社を早退し、東京・JR立川駅方面に向かった。
玉木氏の動画をきっかけに政治に興味を持ち、政治家の街頭演説に足を運ぶようになった。

 この日は、与野党の国民会議で食料品の消費税1%が浮上した翌日だった。

 「消費税の話をしましょうか。我々、あんなもんはやめた方がいいと言ってるわけですよ」

 壇上でマイクを握ったのは…

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