1年前の記事だけど、書いたご本人が有料記事をプレゼントしてくれたのでペタリ

(沖縄季評)戦後80年、依存と格差なお 時代の流れの中で、生き残る道は 山本章子
2025年2月6日 5時00分
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16143443.html

 今年は戦後80年。
本土では、1947年に日本国憲法が施行され、56年には政府が経済白書で
「もはや戦後ではない」と宣言、60年に日米安保条約が改定された。
他方、72年まで米軍占領統治下にあった沖縄には憲法も安保も適用されず、
63年には占領米軍トップのキャラウェイ高等弁務官が「沖縄の自治権は神話」と演説した。
戦前と比べれば経済成長率は高かったが、本土との経済格差は大きく開く。

 米軍統治下の沖縄には45年4月1日現在つまり戦前の日本の法令が適用されていた。
これに加え米軍の命令と、住民の自治政府および議会が制定した法令の3本柱にもとづいて
行政が行われた。しかし沖縄戦で戦前の法規書はすべて焼失、住民が米軍と交渉する際に
示せる法的根拠がない状況だった。

 沖縄住民のために61年、16年前の日本国法令を復刻して『琉球現行法規総覧』を
編纂したのが第一法規出版(現・第一法規)という本土の出版社だ。
かつて私が編集者として勤めた出版社でもある。全14巻、1万2020ページからなる
沖縄唯一の総合法規書は復帰まで自治の武器となった。

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