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 プラモデルとの出会いは幼稚園時代。
模型店を営む叔父は、当時のコンテストで西日本のチャンピオンになるほどの腕前だった。
もっとも、小澤少年の作品は接着剤でべたべた。遊んですぐ壊した。

 20代には理想ばかり膨らんで手が動かなかった。
30代には何作か完成させたが、仕事と子育てで再び離れた。

 情熱が戻ったのは55歳のころ。
娘夫婦に頼まれて「ガンプラ(ガンダム作品のプラモデル)」を作ったときだ。
子どものおもちゃと思い込んでいたが、予想以上に面白かった。
それを機に、昔作っていた飛行機や車の模型づくりを再開し、
完成品をネットオークションに出すと、次々に売れた。そこで気づいた。

 「自分では作れないけれど完成品が欲しい人がいる。
一方で自分は作ることが好きで、完成品をずっと手元に置きたいわけじゃない。
だったら、仕事になるかも」