遠い遠い昔、麻雀の神々が住まう高天原(たかまがはら)に、人間の麻雀を映し出す「神域リーグ」という水晶の鏡がありました。この鏡に映し出される麻雀はそれはもう見事で、神々も人間たちも、来る日も来る日もその対局に熱狂していました。

中でも「天開さん」という若き神は、この神域リーグの主催者であり、その采配はいつも的確で、神々からも人間からも厚く信仰されていました。天開さんが「さあ、今日も神域リーグ、開幕じゃ!」と高らかに宣言すれば、天も地も震えるほどの歓声が上がったものです。

しかし、人間の中には困った者たちもおりました。「神域スレ民」と呼ばれる彼らは、神域リーグの対局が映し出されるたびに、集まっては好き勝手なことを言い合ったのです。「今の牌は切るべきではなかった」「なぜあの時、鳴かなかったのか」などと、口々に「打牌批判」を繰り返しました。彼らの批判は時に厳しく、時に的外れで、それでも彼らは止まることを知りませんでした。

天開さんは初め、それを大目に見ていました。「人間とはそういうものか」と、彼らの戯言を笑い飛ばしていました。しかし、日に日にエスカレートする神域スレ民の打牌批判に、ついに天開さんの堪忍袋の緒が切れました。ある日のこと、いつものように神域スレ民が騒ぎ立てていると、天開さんは静かに、しかし恐ろしいほどの怒りの声で言い放ちました。

「お前たちの心ない言葉は、神域リーグを穢すばかりか、選手たちの魂までも傷つけている!もう我慢ならん!」

その声は高天原中に響き渡り、雷鳴のように轟きました。神域スレ民は恐れおののき、口を噤みましたが、もう遅かったのです。天開さんは悲しい顔で水晶の鏡に手をかざすと、その輝きはみるみるうちに失われ、やがて消え去ってしまいました。

こうして、「神域リーグ」は終わりを告げました。人間たちは二度と、神々の見守る中で麻雀を打つことはできなくなり、神域スレ民は自分たちの愚かさを悔やみ、永遠に反省し続けることになったとさ。