>>445
答えは「たとえ低速でユーザーが1TB通信しても、mineoからdocomo・auへの支払い額はまったく変わらない」。
なぜならば、mineoのようなMVNOは、キャリア(docomo・au)から「帯域」を借りる契約をしているから。
「帯域」とは、「一度に回線に流すことができるデータの量」だと考えればわかりやすい。

インターネットでは「パケット」という単位で通信量を表すが、パケットとは「小包」という意味である。
宅配便に喩えると、MVNOはキャリアに対して「1時間に10億個の荷物を送れるトラックと道路を貸してください」という契約をしている。
利用者が1時間に100個荷物を送っても、「低速モード」で1個だけ送っても、「1時間に10億個」という契約は変わらず、MVNOがキャリアに払う金額も同じ。

では、仮にユーザーの通信量が急増して「1時間に10億個」という契約を上回る20億個を送ろうとしたらどうなるかだが、
「上限は10億個」と決まっているので1時間で全て送ることができず、2時間以上かかってしまい、「通信速度が遅い」状態になる。
ただ、軽い荷物(メール便など)がスムーズに送れるのと同じ理屈で、「低速モード」がさらに遅くなることは少ない。

もちろん、荷物が届くまでの時間(通信速度)が遅いとユーザーから苦情が殺到するので、
MVNOはキャリアと「1時間に10億個ではなく、30億個の荷物を送れるように契約を変更してください」と要請する。
これが「帯域増強」である。この場合、MVNOがキャリアに払う金額は当然ながら増える。