メインに16型TFTカラー液晶(2560×1600ドット)、セカンドに14型TFTカラー液晶(3840×1100ドット)が搭載されており、メインディスプレーを開くと同時にセカンドディスプレーもリフトアップする。

 セカンドディスプレーの上端がメインディスプレーの下ベゼルにかかり、まるで1枚の大きなディスプレーのように見えるのだ。
また、リフレッシュレートが240HzでDolby Visionにも対応しているので、ゲーミングディスプレーとして滑らか、かつ臨場感豊かにグラフィックを表示できるのもポイントだ。

 ただし、メインディスプレーは「Nebula HDRディスプレイ」と名付けられており、バックライトはmini LEDで、輝度は1200cd/m²となっている。
両方とも最大輝度に設定するとメインディスプレーのほうが明るく表示されるので、見た目を揃えたい場合にはある程度の調整が必要だ。

 なおメインディスプレーの色域についてカラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で実測したところ、sRGBカバー率は99.9%、AdobeRGBカバー率は92.3%、DCI-P3カバー率は99.4%となった。
セカンドディスプレーについては色域を計測できなかった。

メインディスプレー、セカンドディスプレーともに最大輝度で同じ画像を表示すると、メインディスプレーのほうが明るく表示される

メインディスプレーで実測したsRGBカバー率は99.9%、sRGB比は142.2%、AdobeRGBカバー率は92.3%、AdobeRGB比は105.4%、DCI-P3カバー率は99.4%、DCI-P3比は104.9%

 なおメインディスプレーはタッチ非対応だが、セカンドディスプレーはタッチ操作に対応している。
また「Surfaceペン」で筆記できることを確認できた。
記事執筆時点のスペック表に記載はなかったが、Microsoft Pen Protocol対応のスタイラスペンであれば利用可能であると思われる。

セカンドディスプレーはタッチ対応。また「Surfaceペン」での筆記を確認できた

 キーボードのキーピッチは実測19mm、キーストロークは1.7mm。
ボディー底面にゴム足があるおかげか、強く打鍵してもキーボード面全体が非常に安定しており、剛性感も高い。
深めのキーストロークのおかげで打鍵感も良好だ。
英語配列ということで人によっては慣れが必要だが、大量のテキスト入力も快適なキーボードと感じた。

キーピッチは実測19mm前後

キーストロークは1.7mm

 またASUSのノートPCではおなじみのテンキー表示をオンオフできるタッチパッド「NumberPad」を採用。
表計算ソフトなどで大量に数字入力する際に重宝する。タッチパッドのクリック感も心地よかった。

左上のマークにタッチするとテンキーが表示されるタッチパッド「NumberPad」を採用。数字を素早く入力できる

 ウェブカメラは207万画素と高解像度であるだけでなく、RGBカメラとIRカメラが独立しており、室内灯下でも明るく、自然な発色で撮影できる。
RGBとIRのハイブリットカメラとは雲泥の差だ。
今回HDRをオンオフして撮影してみたが、「カメラ」アプリでHDRを有効にする必要性をまったく感じないほど、素の画質がよかった。

ディスプレー上部には207万画素赤外線(IR)カメラと3Dアレイマイクが内蔵

「Windows 11」の「カメラ」アプリで撮影(HDRオフ)

「Windows 11」の「カメラ」アプリで撮影(HDR proオン)

Ryzen 9 6900HXの2.5倍速!!
ゲーミングノートPCとして最高クラスのパフォーマンスを発揮
 さてお待ちかねのベンチマーク結果を見てみよう。
まずCPU性能だが、「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は34867pts、「CINEBENCH R20」のCPU(Multi Core)は13629ptsを記録した。

 「AMD Ryzen 9 6900HX」(8コア16スレッド、最大4.9HGz、TDP45W、6nmプロセス)と「NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU」を搭載する「ROG Strix G17 G713 G713RW-R96R3070T」(以下、ROG Strix G17)はR23が14320pts、R20が5594ptsだった。

 ROG Zephyrus Duo 16は約243%、約244%相当のスコアを記録したことになる。
コア数スレッド数が倍に増え、最大ブーストクロックも4.9GHzから5.4GHzに向上しているので、その差がストレートに表われた結果だ。