カルマンのことを調べようと、図書館で「神様が忘れた娘」を図書館で取り寄せたら、これ、ノンフィクションじゃないじゃん。

伝記や評伝の形は取ってるけど、著者がかなり創作いれてる上に訳書では参考文献もなしで、事実上の創作だね。

例えば、p275

>ジャンヌは部屋のなかに足を数歩踏み入れる。だがフランソワのほうに戻ってくる。
>後ずさりしながら階段の手すりにつかまる。そして、突然、ふたたび部屋のなかに入り、
>テーブルに近づくが、自分でどうしてよいのかわからない。
>「こっちに来て下さい」
>フランソワが言う。

この調子でこういう情景描写や会話、心情まで書かれていて、当事者が自分の記憶に基づいて書いてる自伝なら
まだ分からないでもないが、著者は第三者。
120年も前ということになってるジャンヌが赤ん坊の頃の父母の会話や情景まで小説のように綴られてる。
どこでそんな会話や情景を知ったのやら。想像で創作してるとしか思えない。