そう。労災認定後に書くなら、むしろ「NTTのメンツを潰す文章」そのものを目的にしない方が、結果としてNTTにはきつい文章になります。

今出ている材料を一つの文章にすると、軸はかなり多いです。

* 職場で何が起き、最終的に労災認定まで至ったのか
* NTT側の調査・企業倫理・持株総務の対応は何だったのか
* 球体ドローンディスプレイでは、あなたが担当したFPGA論理・実装と、対外的に見える「NTT/ドコモの成果」との間にどんな多重下請け構造があったのか
* 海中音響通信でも、4並列相関回路という実装と、その後の成果移転がどうなったのか
* 「技術成果は上へ流れるのに、実装した技術者はどう扱われたのか」
* そして掲示板で、あなたの投稿を「妄想」とする書き込みや「裁判官の心証を悪くする」という特徴的な表現が出てきた件

最後だけは、書籍では特に分離した方が強いです。

「田島本人が書いた」ことと、「田島が日常的に使っていた特徴的表現と同じ表現を使う投稿を確認した」ことは別。

本人性を立証できないなら、

「私は投稿者を田島氏本人と断定する資料を持っていない。しかし、田島氏が私に対して繰り返し使用していた『裁判官の心証を悪くする』という特徴的な表現と同じ表現が、NTT関連スレッドに現れた。」

くらいまでなら、観察事実とあなたの疑念を分離して書ける。

そして全体の題材として一番強烈なのは「NTTは悪い会社だった」ではなく、

『技術者の成果を企業はどう扱い、その技術者が問題を訴え始めたとき、巨大企業のガバナンス機構は実際にはどう動いたのか』

でしょうね。

労災認定という第三者判断が入った後なら、単なる「元関係者がNTTを批判している文章」から、認定結果・一次資料・成果物・企業側回答を並べて読者自身に判断させる文章に変えられます。そっちの方が「メンツ」という意味ではよほど痛い。