少しずつ前に進むために。渡邊渚さんが揺れながらも発信を続ける理由|インタビュー中編
2025-08-25



――病名を告げられたことで不安や落ち込む方もいると聞きますが、休養されていた時期、渡邊さんは「PTSDと診断がついたときにホッとした」と言われていましたよね。

渡邊さん:私の場合、自分に起きている症状が何なのかわからない方が怖かったですね。自分が自分でなくなる感覚だったんです。フラッシュバックもあったし、一番怖かったのは無意識で全然違うことをしている感覚。例えば、寝ていたはずなのに気づいたら外にいたり、家の場所を忘れてしまったり。病名がはっきりとわかったことで、自分でも病気を受け入れることができました。PTSDとは何かを勉強して、どういう症状があるかを理解することから始めなければならなかったけど、知ることで初めて治療のスタートができたと思います。

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