愛が大きければ心配も大きく、いささかなことも気にかかり、
少しの心配が大きくなるところ、大きな愛もそこに生ずるというものだ。


招かれないのに来た客は、帰るときにいちばん歓迎される。


時はすべてのよきことの乳母であり、養い手である。


最上の男よりも悪い夫はほかにない。


求めてえた愛はよし。求めずして与えられた愛や、さらによし。


消えろ、消えろ、つかのまの燭火、人生は歩いている影にすぎぬ。


王侯・貴族の誇るものは、所詮は名目だけの称号にすぎない。
それは内面的な苦悩に対する単なる外面的な栄誉にすぎない。


王冠をいだく頭は、ついに安らかに眠るということがない。


生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。


男は言いよるときだけが春で、夫婦になってしまうともう冬だ。
女は娘でいるうちは五月の花の時のようだが、亭主持ちになると、たちまち空模様が変わる。


石のかいも、真鍮の伸べ金でできた金の城壁も、空気もかよわない土牢も、
いかに強い鉄の鎖も、毅然とした精神力を拒むことだけはできない。


空気のように軽いものでも、嫉妬する者には聖書の本文ほどの手がたい証拠となる。


簡潔は知恵の精神、冗漫は手足や虚飾だ。

シェイクスピア