>>42 > 粒子加速器そのものは産業じゃないんだから何も産まないよ
> でも、それだけのものを作るには色んな部品や装置の精度を1桁2桁上げることが要求されて、
> 参加企業が全力で投資もするから色んな特許や新技術が生まれて競争力が底上げされるんだよ
> そこから想像もしてなかった商品が誕生することもある
と言うのは昔の話
もはや高エネルギー加速器で要求される超高精度は産業では使いようのない水準になってしまった
例えばだが巨大加速器の長大な何十キロにもわたる加速チューブに求められる建設精度など、どんな土木工事でも使い道がない
(建設中はミリ単位の精度で建設していると関係者が折に触れて自慢・豪語していた明石海峡大橋が
建設の最終段階で阪神淡路大震災に遭遇してメートル単位でずれても何の問題もなく完成したのが土木工事で必要な精度が
実際にはどの程度かを良く物語っている)
それに最先端の精度や感度の技術を自国企業で確保したいのならば観測装置(センサー)の類を担当するのが一番
だから他国に加速器という金のかかるドンガラを作らせて自国の費用負担分は観測装置のセンサーでという現物負担が
無駄な金を投ずることなく最先端技術を自国で確保する最善の手段
逆に言えば加速器本体の建設を担当するなどお人好しの馬鹿も良いところ
そもそも8300億円の金を、巨大な加速器建設なんてのに使わずに
・材料科学(物性・凝集系物理、化学、金属学など)
・生命科学(医学、生物学、薬学、農学など)
・情報科学とくに量子コンピュータやAIなど
に投入するほうが、日本の将来の産業の飯の種が一杯出てくるよ
百歩どころか千歩譲って巨大加速器の建設が精度向上を通して将来の日本企業の競争力向上に繋がるという
>>42の主張の通りだとしても、効率が余りにも悪すぎる
その資金を上に述べた分野に集中投入すれば、遥かに様々な競争力向上や新たな産業基盤を誕生させ育成することができる
巨大加速器に要する費用というのは正しい使い方をすれば新たな産業を幾つも起こせるだけの金なのだよ
既存の企業の競争力向上なんて些末なことに使うのはもったいない
それとね、上に述べたことと関係するが、技術が先鋭化してしまうと他への応用や転用ができなくなるのだよ
巨大加速器に必要な技術は先鋭化し過ぎた
ちょうど軍事技術のようにね
かつては軍事技術からのスピンアウトで民生技術が進歩したものだ
だから軍事技術でずっとトップを走り続けてきたアメリカ企業は最先端の民生技術を握ってそれが彼らの国際競争力の源だった
だが1980年代に入ると軍事技術が先鋭化し過ぎて、その技術は民生用途では使い物にならなくなった(つまり民生で使うには
コストが高すぎて不要にハイスペックなものになってしまった)
その結果として、1980年代から急激にアメリカの製造業でも軍需に頼っていた企業は民生分野での国際競争力を失って日本企業の台頭を許した
その後もアメリカ軍は常に軍事技術で最先端のを発注し開発を促し続けてきたにもかかわらずだ
つまり先鋭化し過ぎた軍事技術はもはや民生技術でのアドバンテージをもたらさなくなったんだよ
そして高エネルギー加速器で求められる技術も民生用途への転用が無意味になるほど先鋭化してしまった
だから、そんな民生から見れば不必要に高精度な技術を日本企業がILC建設で得たとしても競争力強化になるどころか
逆に足枷にさえなりかねない
それでなくても日本の製造業の製品は急激に経済発展しているアジア諸国では不必要に高品質で高価格過ぎるということで
そういう巨大なマーケットで敗北をし続けてきているのだよ
その日本製造業に今以上に不要な高精度(その代償は高価格)なんてオナニー技術を身に着けさせたら日本の製造業の崩壊だ
産業とか企業とか口にしたいのであれば、少しは物事をマクロに良く観察して大局的な思考をするんだね
加速器オタクや素粒子オタクのオナニーやマスターベーションのために8千億円もの金を使われては国民としてたまったものじゃない!