世界保健機関(WHO)が18日に公表した「国際疾病分類」の最新版では、
性同一性障害が「精神疾患」から外れ、「性保健健康関連の病態」という分類に入った。
名称も変更され、厚生労働省は「性別不合」との仮訳を示した。同省は3年ほどかけて正式な和訳を検討する。

 性同一性障害が精神疾患の分類から外れたことについて長崎大の中根秀之教授(社会精神学)は
「国際的な脱病理化の動きが反映され、病気というより状態として捉えようという感覚だろう」と指摘。
日本では、性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更するには法律上、性別適合手術が必要だが、
「手術を要件とすべきか今後議論が高まるのでは」と話す。

 厚労省の担当者は、「将来的な影響はあるかもしれないが、
保険制度や治療方法の変更などへすぐにつながるものではない」としている。

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180620/k00/00m/040/010000c