→世界で最多の米国の感染症例、2番目以降の国の少なくとも2倍に
→実態隠蔽と米情報当局から断定された中国、環球時報編集長が反論

新型コロナウイルスの感染確認症例は今週中に世界全体で100万件に達することになりそうだ。算定や検査が十分に行われていないことなどを考慮すれば、実際の数値は既にこの大台に乗せているのはほぼ確かだが、公式の数字も今後24−48時間以内に100万件を突破する可能性がある。

  このうち感染症例が世界で最多の米国の場合、現地時間2日朝の目覚めのころに、症例が2番目以降の国の少なくとも倍に感染者が増えているかもしれない。

  米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、世界の新型コロナ感染者は93万7000人を突破、死者は4万7000人に上っている。

  中国はこれまで、新型コロナの感染者数と死者数を過少報告し、流行拡大を隠蔽(いんぺい)していたと米情報当局が結論付け、ホワイトハウスに機密報告を提出した。米当局者3人が明らかにした。

中国、感染・死者数を意図的に過少報告と米情報当局断定−当局者

  中国共産党機関紙・人民日報系の新聞、環球時報の胡錫進編集長はこれに対し、米情報当局の断定は米国や他の西側諸国での感染急増から関心をそらすための試みだと反論した。

  米国ではフロリダ、ペンシルベニア両州が州内全域の外出禁止を発令。ニューヨーク市衛生当局は、入院した感染者の約20%が44歳未満と、世界と比べて比較的若い層が多いとのデータを公表した。

  ニューヨーク州のコロナ感染者の致死率が2.3%に悪化、ニュージャージー州も1.5%に上がった。ニューヨーク州の死者数は約2000人となり、ニュージャージー州でも350人を超えた。

  世界保健機関(WHO)の緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は1日、ジュネーブでの記者会見で、新型コロナと闘う包括的戦略を各国は定めてそれを順守し、明確に伝える必要があるとの見解を示した。

  英国で開催される予定だったテニスの世界4大大会の1つであるウィンブルドン選手権が中止され、11月に英グラスゴーで開催予定だった第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)は延期となった。フランスとスペインでは新たに報告された感染による死者数がこの日も増加、イタリアとドイツはロックダウン(都市封鎖)の延長に動いた。

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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-01/Q830PNDWRGG201