■戦中の大数学者の数理モデルが、花びらのパターンの仕組み解明をあと押し
ミゾホオズキを研究する学者なら、花がこちらを見つめ返しているように感じることがある。この花は、サルの顔のようにも見えることから、英語圏では「モンキーフラワー」と呼ばれる。花の中央の斑点がある部分はまるで大きな口のようにも見え、蜜を目当てにやって来るハチには格好の目印だ。
「昆虫たちに『安全だからこっちへおいで』と呼びかける人懐っこい笑顔のようにも見えます」と話すのは、米カリフォルニア大学バークレー校の植物生物学者ベンジャミン・ブラックマン氏。斑点のある花びら(花弁)は、受粉を担ってくれる昆虫を惹きつけることで、子孫の繁栄に貢献しているわけだ。
「色の対比は、より効率的かつ効果的な受粉を実現しています」と、米コネチカット大学の生物学者ヤオウ・ユアン氏は説明する。
10年にわたりミゾホオズキの研究に取り組んできたユアン氏にとって、斑点のある花弁は、単に昆虫を喜ばせるものというだけではない。生物界全体に見られるパターンの一例であるというのだ。貝殻に等間隔で刻まれる細い溝、シマウマの体に走る縞など、自然界で見られるパターンは、実は同じ進化の仕組みから生み出されたものかもしれない。
最新の研究で、ユアン氏らは、ミゾホオズキの花弁に描かれた斑は、わずか2種類のタンパク質の間の「争いの結果」生じたものであることを明らかにした。一つひとつの植物細胞が持つ色素の制御をめぐって争うこれらの遺伝子は、単一の種であっても、その中に豊富な多様性を生み出せることを意味する。
この発見は、大戦時代に活躍した英国の数学者アラン・チューリングが提唱した数十年前の理論の正しさを証明したとも言える。チューリングは、自然界に見られる不思議な模様の多くに「共通のテンプレートがある」と主張していたからだ。
「色素形成のパターンは複雑ですが、自然界のいたるところで見られます」と、論文の共同執筆者であるブラックマン氏は言う。「この研究は、比較的単純なシステムが、こうした複雑さを生み出すことができる可能性を示しています」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/051300291/02.jpg
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/051300291/01.jpg
■驚くほどの多様性
自然界はパターン(模様)であふれている。この目に見える特徴は、交尾相手を引きつける、捕食者に警告する、同じ種の仲間を特定するなど、様々な生物的機能で利用されている。以前から研究者は、こうしたパターンが予測可能な数理モデルに従って生み出されていると考えていた。事実、チューリングは1950年代に、生物界に存在するパターンがどうできているかを説明する「反応拡散」モデルを提唱。これは、相反する効力を持つ2つの化学物質が、同じ生物の体内で相互に作用し合うという考えに基づいたものだ。
ただ、生物のカラフルな模様を作り出している遺伝的な仕組みを突き止めるのは容易ではない。うってつけなのがミゾホオズキだった。ミゾホオズキ属は丈夫で成長が早く、比較的単純なゲノムを持っている。このため「自然界のパターンを研究するのに最適なのです」と、米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校でミゾホオズキを研究するアイリーン・マーティネス氏は言う。
ミゾホオズキ属では、単一の種であっても、驚くほど多様な色、形、パターンが存在する。「ミゾホオズキは強力で、検証に適したシステムを持っています」と、米ウィットマン大学でミゾホオズキを研究するアリエル・クーリー氏は述べる。氏は今回の研究に参加していない。
ユアン氏は、この植物の扱いやすさを利用して、研究室でミゾホオズキ属(Mimulus属)のミムルス・レウィシイ(Mimulus lewisii)の遺伝子変異体を大量に作り出した。その中には、斑点が入った典型的なパターンとは違って、黄色とピンクの花弁の上に、均一に赤く、舌のような模様がひとつだけあるものがあった。
先に登場したブラックマン氏も同じ頃、近縁種のミムルス・グッタトゥス(Mimulus guttatus)の突然変異体に、赤い舌のような模様を持つ野生の個体があることを見つけていた。こうした偶然も手伝って、ブラックマン氏とユアン氏は、ミゾホオズキの派手な模様の遺伝的要因を探るために力を合わせることを決めた。
続きはソースで
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/051300291/
【数学】再評価される天才数学者の数理モデル ミゾホオズキの花びらのパターンの仕組み解明 [しじみ★]
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1しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★
2020/05/15(金) 12:33:47.48ID:CAP_USER2020/05/15(金) 12:45:28.87ID:vN9BYqse
後のフラクタル
3名無しのひみつ
2020/05/15(金) 12:48:44.58ID:7zCDNx6k4名無しのひみつ
2020/05/15(金) 12:57:38.16ID:rLq5VOJm 水と油で説明してくれ。記事呼んでも意味が分からん。
5名無しのひみつ
2020/05/15(金) 12:58:17.31ID:ZeR+nJMn 数理モデルも人間の動きが入ってくると途端に出鱈目になるな
コロナの感染の例を出すまでもなく
コロナの感染の例を出すまでもなく
6名無しのひみつ
2020/05/15(金) 13:01:51.13ID:eP6GkmpT 検索用
アラン・チューリング 反応拡散モデル
反応拡散波
チューリングパターン シミュレーション実習
アラン・チューリング 反応拡散モデル
反応拡散波
チューリングパターン シミュレーション実習
2020/05/15(金) 13:11:09.93ID:eP6GkmpT
>>4
水と油と極少量[重要]のせっけんを混ぜて撹拌後、適切な温度[重要]で放置すると
水が多いところ、油が多いところが周期的に現れたり、マーブル模様になったりする
てなかんじ (↑の例は嘘)
チューリングパターン 夏休みの宿題
で検索すると実例豊富
あるいはゲーム
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/skondo/simulators/rd_new.html
水と油と極少量[重要]のせっけんを混ぜて撹拌後、適切な温度[重要]で放置すると
水が多いところ、油が多いところが周期的に現れたり、マーブル模様になったりする
てなかんじ (↑の例は嘘)
チューリングパターン 夏休みの宿題
で検索すると実例豊富
あるいはゲーム
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/skondo/simulators/rd_new.html
8名無しのひみつ
2020/05/15(金) 13:29:20.56ID:W/A0o9Yv 全ては子孫を残すために・・・
2020/05/15(金) 13:42:26.90ID:3RN9M0ZJ
>>1
>大戦時代に活躍した英国の数学者アラン・チューリングが提唱した数十年前の理論の正しさを
証明したとも言える。チューリングは、自然界に見られる不思議な模様の多くに
「共通のテンプレートがある」と主張していたからだ。
ウルフラムだかも動物の模様の形成について色々論じてたな
こういうのは細胞あるいは組織内に
遺伝子の発現を制御する酵素がどんな濃度分布で現れるかで
決まる、なんて説明を見た
>大戦時代に活躍した英国の数学者アラン・チューリングが提唱した数十年前の理論の正しさを
証明したとも言える。チューリングは、自然界に見られる不思議な模様の多くに
「共通のテンプレートがある」と主張していたからだ。
ウルフラムだかも動物の模様の形成について色々論じてたな
こういうのは細胞あるいは組織内に
遺伝子の発現を制御する酵素がどんな濃度分布で現れるかで
決まる、なんて説明を見た
10名無しのひみつ
2020/05/15(金) 14:10:05.90ID:cxs+g1X4 シマウマも魚類も同じ
11名無しのひみつ
2020/05/15(金) 14:34:33.23ID:1p7sbokE 利根川博士の免疫に関する発見も、似たような内容だよね。
12名無しのひみつ
2020/05/15(金) 14:34:44.34ID:1p7sbokE 利根川博士の免疫に関する発見も、似たような内容だよね。
13名無しのひみつ
2020/05/15(金) 14:52:52.54ID:RZmtWCEv ホモスレ
14名無しのひみつ
2020/05/15(金) 15:07:57.73ID:xRuR3T0G フィボナッチみたいなものか
15名無しのひみつ
2020/05/15(金) 16:21:25.58ID:noUPnq5C トレニアに似てるからゴマノハグサじゃねえのと思ったら分類が変わったのか
16名無しのひみつ
2020/05/15(金) 16:22:47.10ID:noUPnq5C ついこないだ目がテンでオセロを規則的にひっくり返し続けることで特定のパターンを出現させる実験の再放送やってた
17名無しのひみつ
2020/05/15(金) 16:53:06.18ID:X/pHsN3b 昆虫の目から見た花びらの模様や色は、人間とは違う様に見えているらしいね。
18名無しのひみつ
2020/05/15(金) 17:03:53.75ID:mb5WLWxY19名無しのひみつ
2020/05/15(金) 20:53:46.44ID:xVKjsCnz 反応拡散波か。近藤滋さんのタテジマキンチャクダイの縞々の発見が有名
2つの拡散性分子で説明可能ということなんだけど、未だ同定はされてないね
2つの拡散性分子で説明可能ということなんだけど、未だ同定はされてないね
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