葉緑体は元は自活できる単細胞微生物だったらしいが、
他の生物に取り込まれ、寄生をするようになってそのうち、
自立できるだけの遺伝子を突然変異で失ったり、
自らの遺伝子の一部が(ウィルスの作用かあるいは寄生しているために
なのか知らないが)寄生している宿主の遺伝子として迷い込んでしまった。
そのため宿主と寄生していないと遺伝子が不足して生きられない身体になった。
それが葉緑体の起源だという。
そうして、宿主がそのうち横から手に入れた寄生体の遺伝子のオンオフの
制御をする手段を進化によってマスターして、自分の都合で思うように
寄生体である葉緑素を操れるようになったのだという。

 さて、それでは葉緑体を制御している遺伝子を植物の遺伝子から
取り返して葉緑体の御先祖のあり方を復元してみてはどうだろうか?

さらに、葉緑体の遺伝子を藻や海藻のものと取り替えて、それを
植物に入れるとか。

昔、緑の猫というSF漫画があったけれども、ミドリムシのように
葉緑体を動物の細胞内器官として取り込んでやれば、光がよく
あたる場所であれば、水と炭酸ガスを取り入れて成長できる動物
だって作れるかもしれないな。