唯物論では精神や心とは物質的な存在であり、
脳内で生み出された電気信号であるとされている。

つまり肉体が破壊されて電気信号が止まれば精神は消えて無くなる、
肉体を離れて存在する「魂」というものは存在せず、
全ては肉体の中で完結しているという考えだ。

これは逆に言えば大脳と電気信号を複製すれば
そっくりそのまま同じ人間がもう1人作れるという考えでもある。

これは人間を複製する事によって証明できるが、
もちろん誰ひとりとして一度も実現できていない以上はただの仮説でしかない。
SF作品ではクローン人間ものは定番であるが、
たくまでもただのフィクションでしかないのである。

一方大脳の仕組みを調べれば調べるほど、
人間の意識というものは大脳に由来しているわけではなく、
大脳はただの受容体、経由器官にすぎず、
意識はもっと別のところから発している可能性が高い事がわかってきた。

たとえばよく知られているリベットの実験では、われわれがリアルタイムに経験していると
「思い込んでいる」目の前の現実世界は、
実は全て過去の映像を見せられているだけに過ぎない事が明らかになっている。

同時に人間に自由意志などなく、自由意志のように思われるものは、
後付けで作られた幻想でしかない事が科学的に明らかにされている。

詳しく説明すると長くなるんで
トール・ノーレットランダージュの『ユーザーイリュージョン』を抜き出した
↓のコラムを読めばいい。
https://dl1.getuploader.com/g/Yuren/396/20180114_052658.jpg