体操トップ選手の脳は違う!? 空間認識などの領域が大きく、競技能力と相関

■順天堂大の研究グループが発表

 体操のトップ選手は、運動機能などに関わる脳の領域が一般人よりも大きく、特にトップ選手の中でも競技力のレベルは空間認識や視覚、感覚情報の統合に関わる領域の大きさと相関しているとの研究結果を、順天堂大などの研究グループが発表した。
 新たなトレーニング法の開発や競技能力の評価手法につながる可能性があるとしている。
 日本生理学会の英文機関誌「The Journal of Physiological Sciences」オンライン版に掲載された。

■運動機能に関わる領域大きく

 それによると、近年、スポーツにおける脳の様々な領域の働きが注目されており、体操選手は、ある領域の脳の灰白質(かいはくしつ)が大きいとの海外の研究もある。
 順天堂大のグループは、同大を含む日本代表レベルの男子体操選手10人(平均年齢19.9歳)と体操の競技経験がない健康な男子10人(同20.6歳)について、脳のMRI(磁気共鳴画像)3次元画像を基に、灰白質の体積を比較した。
 さらに、選手の競技力との関係も調べた。

 その結果、体操のトップ選手は、競技経験のない人に比べ、脳の「下頭頂小葉」、「中側頭回」、「中心前回」、「吻側中前頭回」、「上前頭回」の灰白質の体積が、統計的に有意な差で大きかった。
 これらの領域は、運動機能や空間認識、視覚、感覚情報の統合、実行機能、作業記憶といった体操競技に密接な関わりのある機能をコントロールしているという。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

読売新聞(ヨミドクター) 11/9(月) 20:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/917a0561268e2a9c0ffccd1021b616183508e572