◆異常時間の惑星

さらに別の宇宙に行ったら今度はありえないトンデモ天体のオンパレード。
まずは異常に時間の進みの速い惑星が出現。

速度や重力によって時間の流れは変化する。
時間とはニュートンが説いたような宇宙全体に均質に流れている"何か"の事ではなく
各場所に存在する量子の振動速度からはじき出される各々の数値の事だからだ。

重力が強くなればなるほど時間は遅く流れ、弱くなればなるほど速く流れる。
例えば地球でも山の麓と山頂では時間の流れが異なっている。

秒間91億9263万1770回振動するセシウム原子でいえば、
平地に比べ標高800mほどの山では
1000秒あたり100兆分の8〜13くらい振動速度が増加する。
つまり山の上は平地に比べ、人間の感知できないレベルで時間の流れが速い。
地球のコアから遠い分、平地より僅かに重力が弱いからだ。

この傾向は星の重力が増大すればするほど顕著になっていく。
つまり重力が遥かに増せば、同じ時計で計測しても
宇宙空間で計測した10秒の間に
高重力惑星の地表では9秒しか起こっていない事になりうる。

だがそれほどまでに重力の高い惑星ともなると、
太陽の重力を遥かに超え、もはや液体の水は存在できるかも怪しく
そもそも人間は自重で潰れて活動できない。